大丈夫。 そう願いを込めて。 「…じゃね」 陽菜は少し微笑んで手を振り、手術室に入っていった。 そう。 ちょっくら会えなくなるだけだ。 コンビニ買い物行くくらいの。 で、終わったら、 なんだよ、緊張して損したぜ、みたいな…。