呟いた不満が聞こえたのか、 「遠慮すんな!」 「キス!キス!」(酔っ払い) 手拍子が始まった。 カッコ悪い家族をさらしたようだが、陽菜は ずっと笑っている。 凄く楽しそうに。 その笑顔を見ているだけで、俺は幸せだった。