ざわつく校庭。

「帰るわよ!」

引っ張るおばさんだが、陽菜が踏ん張るので、さらに顔を歪め、

「私は認めませんからね!学校にももう行かなくていいわ!出席日数足りてるんだから!」

無理矢理にでも連れ帰っていく。

何度も何度も振り返る陽菜。

そんなあいつに。