「どうせあなたが連れ回したんでしょ!」 「違う!幸樹はーー」 「あなたは黙ってらっしゃい!」 ヤベェ。 これ、瑞穂よか怖いかも。 「陽菜はただでさえ体が弱いの!心臓が弱いのよ!それをこんな雨の中を引きずり回して…今、先生方にも話してきたところよ。あなたを陽菜に近づけるなって」 「お母さん!」 「全部あなたのためなの!」