「あら、あなた制服は?」 「わ、忘れてきました」 いそいそとベットから出、そそくさと保健室から走り去っていく陽菜。 そんな陽菜を、 俺はベットの下から見送った。 間一髪、セーフ! 隙を見て、俺も陽菜のあとを追う。