ヤンキー&地味子の交換日記〜俺がお前に惚れたワケ



「その子の気持ちを考えたことあんのか?」

優しい声だが、顔は厳しい。

しばらく睨みあったが、俺から視線を外した。

「その子は怖いんだよ。夜、寝るのすら怖いはずなんだ」

「だから治療に専念すんじゃねーかよ」

「それでお前は身を引くって?」

「仕方ねーし」