俺は一気にドアを開けた。 陽菜の部屋。 ピンクを基調にし、ポスターや縫いぐるみで溢れた可愛らしい部屋。 陽菜は窓際のベッドにいた。 スッポリと布団を被り、俺が近寄ると…。 やっぱり震えている。 俺が布団の膨らみに触れると、震えはやんだ。