すると奥から、 「お姉ちゃーん?誰か来たのー?」 と、あの声は母親だ。 中から母親の声がした。 「あ、うん!ちょっと、しん君が!」 俺を突き飛ばした女が、俺を物陰に引っ張る。 「今はまずいのよ!母さんがいるから」