「男と女は違う。もっといえば、人それぞれに考え方が違うんだ」 「じゃ、どうすりゃいいんだ?」 「相手とゆっくり話し合って決めたらいい。もし相手に心の準備ができてないなら、お前は待つべきだ。それが女を守るってことだからな」 「守る…」 俺は呟く。 今までの付き合いにはなかった感情。 陽菜への気持ちが溢れてくる。