俺は詰め寄った。

あの日記帳を片手に、

「お前だろうが!」

鼻と鼻がキスするくらい間近に、相手の目を見つめる。

ヤツは目に涙を浮かべていた。

ウルウルと綺麗な瞳。

それでも俺は尋問を続ける。