ヤンキー&地味子の交換日記〜俺がお前に惚れたワケ



その時‼

「クシュン!」

可愛らしいクシャミが、カーテンの向こうから聞こえた。

綾川陽菜の声。

反射的に俺は、カーテンを掴んでいた手を離した。

カーテンを引くことのないまま。

そして、綾川に、