「じゃ幸樹、席について。もう受験まで日がないから、詰め込んでくわよ!」 スパルタのまひる。 椅子に座った俺は、早速、小テストの洗礼を受けることに。 カリカリ。 シャーペンの音だけが聞こえる。 周りを見回すと、賢そうなヤツばかりだ。