俺はどういうわけか、動けなかった。 ただ2人の名前を見比べる。 どんなヤツなんだ? ムクムクと想像が頭の中で膨らむが、ハッと顔を上げ、 「シロ!」 俺はクラスメイトの[シロ]に声をかけた。 そうだ!こいつがいるじゃねーか!