「おい!」 俺は病室に飛び込んだ。 「声がでかいんだよ!静かにしな!」 「てめぇーのがデケェじゃねーかよ!」 「見舞いの一つも持ってきたんだろうな!」 あいつが俺を睨む。 確かに痩せたけど、元気みてーだ。 「とっておきの見舞いくれてやるよ!」