教室を出たあたしは 適当に廊下を歩きながら司くんの姿を探す。 もうすぐ昼休みも終わるし、 近くに居そうだけどなぁ すると後ろから女の子の楽しそうな声がした。 「楽しみだなぁー司との初デートっ」 ……え? 今…"司"って… 「俺も楽しみ。映画でいいの?」 「うんっ」 あたしは恐る恐る 声のする方を見た。 そこには あたしとは正反対の 小さくて、女の子らしさの塊のような可愛い女の子と その子を愛しそうに見つめる司くんの姿があった。