執事と共に日常を。

「でも、ウケんのがね、こないだうちの店の前でカンザキくんが子供あやしてんの」

「子供を?」


ちょっと、とカンザキが止めようとするがカナは気にせず続けた。


「服欲しいんだけど母親が買ってくれなくて、聞き分けないから放置されちゃったんだよねー」


服売り場の前でぽつりと立っている子供を想像した。

なぜか、その女の子は幼い恵理夜の姿をしていた。