"カチャッ" ドアが開く音がして、希夜と玲李は首を扉へ向かる。 固まる凛がいた。 助かった―――っ 「凛っ‼」 玲李の声にハッと我に返る凛。 トコトコとこちらへやってくる。 そして、一言。 「・・・片づける?」 ぎこちない。 物凄く気を使われてるよ・・・ 無言で希夜も立ち上がった。 足は痛そうだ。 玲李も続いて立ち上がる。 「そだな。」 無謀にも近い紙の山を片づけることになった。 .