「それじゃあ凛も樹里ちゃんがそう考えていること知ってたの?」
「・・・うん。」
てっきり、樹里ちゃんと二人きりになるのが嫌で助けを求めてきたのかと思っていた。
他に理由があったということだろうか。
「・・・ほんとは皆で少し遊びたかった。」
「え?それなら、言って下されば良かったのに。」
樹里ちゃんが少し悲しそうな顔をする。
あの時は樹里ちゃんは有無を言わさない雰囲気はあったが、凛を思っての事だったのだ。
「・・・行かなきゃきけないことは分かってたから。樹里が強引に引っ張ってくれてよかった。身体は正直だから。」
樹里ちゃん複雑な気持ちだろう。
今は感謝されているけど、あの時の嫌がりようは正直な凛の反応だったってことだからな。
「・・・。あ、怜悧くんを誘った時は驚きました。」
「うん・・・怜悧に僕のこと知って欲しかった・・・樹里と一緒に居れば話題が出てくるでしょ?」
普通に樹里ちゃんと凛がしゃべるようになって少し安心する。
だが、瞬時に樹里ちゃんの顔が悔しげに変わった。
そして、樹里ちゃんにじーっと見つめられる。
いや、睨まれる?
えぇ⁉
もしかして私にやきもち?
凛よ。もうすぐで居なくなるのに妙なわだかまりを残していかないでーーー‼
樹里ちゃん経由じゃなくて、直接自分のこと教えてよ‼
.

