もちろん、美男美女カップルには違いないが。
「ところで今日は皆さんでどこかお出かけですか?」
「皆で観光でもしようかなぁ~って思ってるよぉ。」
ハルの返事を聞いて何故かシュンと肩を落とす樹里ちゃん。
「え?あ、樹里ちゃんも一緒に見て回ろうよ‼」
樹里ちゃんの様子に気づき、ミッキーが気の利いた発言をする。
慌ててハルもフォローする為に口を開いた。
「あ、そうだねぇ。莉歩ちゃん達と一緒に案内して貰えると嬉しいなぁ~」
だが、樹里ちゃんは今度は困った顔になってしまった。
「いえ、ごめんなさい。違うんです。」
そしてそう言ったっきり黙ってしまう。
「どうしたの?何言っても気にしないから言ってよ。」
ミッキーが優しく促す。
樹里ちゃんは誰が見ても何か言いたいことがあるって顔をしていたから。
「・・・久しぶりに凛さまと会えたので、お茶でもしたいなと思ってたんです・・・」
「じゃあ、みんなでどっか喫茶店入ってお茶にする?」
ミッキーが提案するが、樹里ちゃんはやっぱり浮かない表情だ。
チラチラと凛を見て、ため息を零す。
あ、
なるほど・・・・
二人っきりになりたいってことね。
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