腰まで緩くウエーブした輝く金髪に、パッチリとした大きな青い瞳。
そして、透き通るような透明感のある肌。
小柄な身体に白いワンピースが似合う。
異国のお人形さんみたいだ。
だが、後ろの日本庭園に異国の少女というミスマッチ感。
「り、凛太郎、誰か呼んでるぞ。」
圭也の声でハッと我に返る。
あんまりにも美人で見とれてしまった。
凛の視線は少女を逸(ソ)れてあらぬ方向を見ている。
私達にも聞こえたから、凛にも聞こえているはずなのにな・・・
「樹里ちゃん・・・」
代わりに莉歩ちゃんの呟(ツブヤ)きで正体を知ることになった。
「あれが樹里ちゃん・・・マジで⁉」
「美少女だねぇ・・・」
圭也は凛の許婚の美少女ぶりに絶句している。
少女は茫然(ボウゼン)としているそんな私達の所に、ふわりと金髪をなびかせて向かってきた。
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