「俺、イルサが好きだよ」
流れ星が目の前に落ちてくるほど、大きな衝撃だった。
ラースの一言一言が、信じられなくて。
でもラースが嘘なんてつくはずないことを、私はわかっている。
わかって、いるけれど…。
「それは…」
それは、どういう意味の「好き」?
ラースだったら友達にも簡単に好きだと言えてしまうかもしれない。
彼は誰にでも優しいから、私のような人に同情しているのかもしれない。
「……」
素直に喜べず、うつむいてしまう。
どうして、私。
前はラースが笑ってくれるだけでうれしかったのに、今はそれだけじゃ満足できない。
彼の気持ちが、全部ほしい。
なんて醜い、六等星。


