そのとき、急にドアが大きな音を立てて開いた。 入ってきた人物に、私は息が止まりそうなほどの驚きを覚える。 「お母さん…!!」 「イルサ。一体何をしているの?」 「違うのお母さん、これはっ」 ラースが私とお母さんを交互に見る。 その表情はどこか暗く冷たくて、いつもの彼とは違った。 おひさまが雲に隠された後には、雨が降る。 「隠さなくても知っているのよ。あなたがその子と遊んでいたことは」 「どう、して…」 私、誰にも言ってないのに。 どうしてばれたの?