「ラース!」 私はラースの腕を力いっぱいつかむ。 普段こんな風に大声を出すことがないから、彼も驚いた顔をしていた。 私自身も驚いている。 だけど言わなくちゃ。 言わないと絶対に公開する。 「私、私もラースが笑うとうれしいよ。私はラースみたいにうまく笑えないけど…、それでもうれしいよ」 私の気持ちは、ちゃんと伝わるかな。 「だからね、ラースも…笑って?」 おそるおそるラースの顔を見上げると、 「わかった。イルサの分までいっぱい笑うよ」 そこには、私の大好きなおひさまの笑顔があった。