紅屑の記憶



「…………此処は…」


イヴは一番奥の
広間で立ち尽くす


「……広いわね……」


イヴはしばしその
広間を見つめていた


ガタンッ


不意にした
物音にイヴは慌てて
振り返る



どうやら音は入口
からのようだ



入口まで戻ると
そこには沢山の
兵が神殿を囲うように
立っていた






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