紅屑の記憶


「俺か…?
それを聞いてどうする

まぁいい…教えてやるよ…
俺はマオ…
魔王一族の長だ」


マオの言葉に
リシナは目を見開く


「魔王一族の降臨、
魔剣の再来………
予言の通り…終焉の時が
近付いているのですね…」


リシナは剣を鞘から抜き
マオに向ける