魔女な彼女の恋語

「俺はちゃんと言葉にしたんだぜ?イブの口から気持ち聞きてえんだよ」



「う…っ!」








そ、そうよね。





こういうのはちゃんと言葉にしなくちゃいけないものなのよね。









「ほら。ちゃんと言えよ」



「…わ、私…も。松希のことが好き…です…」



「よく出来ました」








ふっと、お互いの唇が重ね合う。






よく出来ましたのご報告だと、彼は笑って答えた。








もう…。




私、子どもじゃないし。







一応、松希よりも年上なんだけどな。