お母さんはいつも…私を見てる。


忙しいから、なかなか一緒にいれないけど


私が悩んでると、いつも一緒にお風呂に入ってくれる。


湯気の中でお湯が流れ…身体を沈め…。


『リコ…恋愛なんだねぇ…。そっかあ。』


『お母さん…』


『なんか、困ったり悩んだら…ちゃんとお母さんにも話してよ。私ね、あの人が、学校行かなくなったリコを心配して来てくれた時…凄い人だなあって思った。部屋に籠もっていたあなたが、走って降りてきたんだもんね』



『だって…大好きなんだもん。』


『リコったら…』