「懐かしいよな、昔もこうだったもん。隣りは‥‥」 一気に悲しそうな顔をする颯太。 思い出したくない事なのかわからないけど、眉間にしわを寄せている。 「いまは美希が‥」 優しそうに、納得したような‥ 「おーーーいっ」 後ろのドアが開いて、光輝がクラスに入って来た。 「こーちゃん、どうしたの?」 「菜摘なんかがこの後会わないかってさ」 「そういえば会ってないよね〜」 僕らはこの後菜摘なんかと駅前のファーストフード店で、会う事になった。