髪を触られてる感覚がくすぐったくて重い瞼を開いた。 「んー‥」 優しい目で僕を見る、颯太。 「おはよ、美希」 「颯太ぁ、おはよう〜」 何か幸せな気分になって、顔を颯太の胸に埋めた。 ガシャーン!!! きっと家中に響いたと思う。