会いたいとおもえば、



だけどある日

珍しくお母さんのあの変な声を聞かないなと思っていたら、

お父さんが隣の部屋からゆっくり入ってきて


「今日は一緒に寝ようか」

そう言ってきた。


ツンとしたお酒の匂い

穏やかな表情なのにあの嫌な雰囲気を纏った目の前に覆い被さるお父さん。


いつもとは違う全てに

私は恐怖を覚えた。