カツカツ・・・・ 雲ひとつない青空のもと、私がはいてるパンプスのヒールの音だけが響いていた。 ・・・・カツカツ 私が足をとめたそこには龍がいた。本当にいるわけじゃないけど、ココにりゅうが眠っている。 「龍・・・・・・やっと会えた。」 私はすでに涙を流していた。なんだか最近よく泣いてしまう。いままで我慢してた分が一気にあふれているのかもしれない。