二人で私を見て笑っている。



もう二人してひどい。



会場にはもの凄いお客様。


ミキさんに恥をかかす事は出来ない。



私がこんなんじゃ駄目だ。


数馬が優しい顔で私を見る。



そして「大丈夫だから、俺が一緒だから何も心配しなくていいよ。」って唇にキスをした。



「もう数馬姉のいる前で堂々とするかな!」



数馬はまったく瑠璃さんを気にする事なく、「これは大丈夫のおまじない。」って又キスをした。