私は緊張しまくっていた。


数馬がさっきからずっと私を見ている。



「あずみ大丈夫か?かなり緊張してるよな。」



頷く事しか出来なくて、大きくため息をついた。



その時がミキさんが入って来た。



私と数馬は座っていたソファから立ちあがり、



「おはようごさいます。」とあいさつをした。



「おはよう。今日はポスター用の写真撮るからね、数馬とあずみ今から準備して。」


「はい。数馬も一緒にですか?」



ミキさんは笑いながら、「ブライダルショーだから、相手必要でしょう。」



はぁなるぼとね。って、数馬と私が一緒にポスターに載るなんて有り得ないでしょ。



又学校中の噂じゃん。



数馬はいいのかな?



しかもウェディング姿でその横にタキシード姿の数馬。



絶対誤解されるに決まってんじゃん。