想い出の宝箱




「あ、まどかさん・・・・」


とっさに呟くと同時に




翔太が


「あ、おーーい彩!!」


と、近くまでやってきた




「どした?
もう遅い時間だけど・・・」




「おい!!翔太!!」


侑吾が翔太に向かって
昔のように突っかかっていた


「お前、俺のこと分かんねぇの?
バカだなぁ昔からほんとに・・・」



侑吾の言い方から
思い出したのか翔太は目を大きく

見開き


「お前やっぱ、侑吾かよ!!」


「やっと気づいたか・・・」



「なんでお前早く言わなかったんだよ!!」


「お前らが気づくと思って!!」


そのあとも延々と
2人は喧嘩腰で話していた