彩side 本当はこんな終わり方 するつもりじゃなかった 翔太を信じるって決めたけど 私は弱い 胃の痛みが悪化すると共に 翔太への想いも弱って行った ちゃんと想いを伝えて 断られてもいいから支えて行こうと思った 何があっても私は信じようと思ってた だけど、翔太が無理やり記憶を取り戻そうと する顔はつらそうで見ていられなかった どんな翔太も好きだけど 辛そうな顔だけは嫌いなんだ だから私はまた逃げた