部屋に戻り1人になると 考えてしまうのは 翔太のこと 竜也をふったからには 翔太に気持ちを伝えなければならない というか、伝えたい だけど、翔太は記憶がないから 混乱する ましてや、付き合ってたなんて 口が裂けても言えない 「うっ・・・」 今度は胃の痛みとともに 吐き気まで襲ってきた 急いで洗面台に走った 「あーあ・・・ダメだな私」 鏡に映る私は ひどい顔をしていた