想い出の宝箱




彩side




「美咲、夏美――――!!」


私はうれしくて思いっきり
2人に抱き着いた



「彩?」


クラスのみんなが見てても
2人が驚いてても私の今の気分は
絶好調だった



「翔太がね、アルバム見たら
小学校までのこと思い出せたんだって!!」



「は?マジで?」


「うん、ほんと!!」


「よかったね彩ー!!」


さっきまで私が抱き着いていたのに
次は2人が私を抱きしめてきた



「苦しいよー」


「じゃあ、彩と付き合ってた時のこと
思い出すのも、もうすぐかもね」



あ・・・

「そ、そうかもね!」


言えなかった

昨日のこと・・
喜んでいる2人を悲しませたくなかったから