想い出の宝箱





「あのさ、まだあいつのこと
好きなわけ?」


「うん、好きだよ」



「なんで?」



「え?なんでって・・・」




なんで?なんて聞かれたの初めてで

どういう風に答えればいいのか迷った



「だって、あいつは彩のこと泣かせてばっかじゃん」


さっきまで寝ていた広瀬は起き上がって
言った


「今日だって、無責任だったし

それに彩のことちゃんと考えてやれてない」


「それは、記憶がないからだよ!!」


「記憶のせいかよ

確かに記憶は大事だけど

あいつの態度は甘えすぎてる

彩に頼ってばっかのくせに彩を悲しませる」



「・・・」

何も言えなかった


「なぁ、だから俺にしろよ」


え・・・?