想い出の宝箱





「なぁ?なんで笑ってるわけ?」


「え?だって私バカみたいじゃん」



力いっぱい笑うと

広瀬は呆れたように言った



「泣けばいいのに・・・


まぁ、お前がいいならいいけど」



そう言ってドカッと私の隣に座り


手を出してきた



私は「え?」と首をかしげると

「食ってやるつってんだよ」

と恥ずかしそうに言った



なんだかそんな広瀬がかわいくて

笑ってしまった




少し多めに作ったお弁当も1つ残さず

たべてくれて「うまいじゃん」って言って

ほめてくれた



それが翔太だったらいいのに

とかその時はなぜか思わなかった


純粋に広瀬と食べれて楽しかったし

おいしいって言われてうれしかった