想い出の宝箱





屋上につくとまだ誰もいなくて

静まり返っていた



だけど空はすごくきれいで

風も気持ちよく居心地がよかった





「翔太まだかなー」



呟きながら屋上の石段に腰掛け
翔太を待った





でも、10分待っても翔太は来なくて

せっかちの私にとっては10分が長く感じた



それでも今日は気分がいいからまだ
待てた




おれから10分たっても翔太は来なかった


もう待てなくなってケータイを開くと
同時にメールが届いた


宛先を見ると翔太からだった



『ごめん、今日一緒に食べれなくなった

お弁当は夏美ちゃんか美咲ちゃんと食べて』



「え・・・」



さっきまで心地よかった風も

空も何も感じれなくなった