想い出の宝箱






「がむしゃら・・」



「幸せって文字は『辛」に
一画増やしただけだろ?


幸せは辛いことと紙一重なんだよ


幸せと辛いは全然違うことだけど
一歩踏み出せば、少し頑張れば
辛いは幸せになるんだよ」


幸せと辛い・・・


私はいろいろ考えてると

てっちゃんは「これ俺のかみさんの言葉」
と言って笑った



「結婚してたの!?」


「してたさ

まぁ、もう死んじまったけどな

去年事故で娘もかみさんも・・」


「え・・」


「そんな申し訳ないって顔すんなよ

もう俺は大丈夫だからさ!!


とにかく彩ちゃんは
笑って生きろ!!


翔太に好きな気持ちをぶつけろ!!


告白しろとは言わないから

彩ちゃんなりに想いを少しずつでいいから
翔太に分かってもらえ!!」



「うん!!ありがとてっちゃん」



「俺はもう少ししたら海外行くから

翔太によろしく言っといてくれ」


「え?合わないの?」


てっちゃんはベンチから立ち上がり


「お前ら2人が幸せになったら

俺に会いに来い!!」


そう言い残し帰ってしまった