「ありがとう


励ましてくれてるんだね」



「は・・?」



「私頑張れるから


広瀬もそんな嘘つかなくていいよー!」


「は?嘘じゃ・・・」



「今日は本当にありがとう

助かったよ!!じゃあ私翔太の病室
行かなきゃいけないから」




私は急いで病室を出た




広瀬が本気だったことはわかってる



だけど、今の私は広瀬に甘えてしまうから

逃げた


翔太がすきだけど

いつかは頑張れなくなる時が来る



今はそれが怖くてしょうがない



広瀬に甘えてはいけないから

私は逃げた