想い出の宝箱




「ちょ、ちょっと待って!!
私できないよ?」


「いいの、
もし彩がピンチになったら
みんな助けに行くから」


「えー・・・・」



私が渋々入場門に並んでいると

「彩!!
ごめんな、応援してるから頑張れ!!」



広瀬が話しかけてきた


少し元気が出た気がした




すぐに笛が鳴り
グランドへと私は走って行った