**碧** 俺がお前の存在を知ったのは、高校2年生になったばかりの頃。 「マジ可愛くね?」 「でもさ。あれだけ可愛いかったら、絶対彼氏いるって。」 「だよな?」 何? マジ可愛いだと? 昼食を終えて、ウトウトしていた俺の耳に飛び込んで来た、野郎どもの話でばっちり目が覚めた。 そんなに可愛いのなら、俺様の次の彼女候補にしてやろうと思い付く。