「お邪魔しまぁ〜す…って紗波一人暮らしなわけ?」


「そうなんだなっ!」



「まぢ〜?いいなぁ!」




「別に一人暮らししたかったわけじゃなかったんだけどね(笑)」



「そっか…じゃあさ、そろそろ聞かせてもらってもいいかな?」




「…うん、実はね…」



あたしは小春に
中3の時に起きたこと、
もうそんなことに巻き込まれたくないこと

引っ越しを決意したこと
これからは地味眼鏡でいくこと


を全て話した。