お姫様だっこをされていた。 「あっあの~」 「ん?」 「ど、どうしてこんなことしてるんですか?」 「あ~お姫様だっこのこと?」 『お姫様だっこ』という 単語を聞いて 急に顔が暑くなった。 「君が階段から落ちて来た時にキャッチしたらこの体制だったの♪」 なぜか笑顔で答えてきた。 「すすす、すいません!ありがとうございます!」 「いえいえ」 そう答えると彼は 私を下ろし、 じゃぁと言って 廊下を歩いて行く。