その一人の男子生徒の名札に 『早川』 と書いてあったからだ。 (は、早川…早川…) 私は目眩がして そのまま倒れてしまった。 「きゃああああ!」 「ど、どーしたん?!」 「る、留莉!?大丈夫?留莉!しっかり!」 クラスのざわめきと 南の声を聞きながら 次第に意識が 薄れていった。