―――――― ――――――――… 「んっ…」 だんだん目の前が眩しくなって、重い瞼を上げる。 ぼやける視界の中、時計を見れば12時頃を指していた。 結構寝てたらしい。 ぼーっと何もすることなく天井を見つめる。 …帰りたくない、なぁ。 こういう時、いつもふと思う。 今、君はあいつと何をしてる? 何を見て、何を思って、何に笑ってる? 喜びも悲しみも涙も笑顔も。 全て俺が君に魅せられたらいいのに。