「 ・・・・・~~ッッうぅ 」 泣いちゃ、だめ・・・ これから名前変えて どこかで雇ってもらって・・・ とにかく、この町から出なきゃ・・・ ヨロヨロと立ち上がったあたしは 宛てもなく知らない道をゆっくりと 進んでいった。 俯いて歩いていたからか、 気付けばホテル街に入っていたけど それでもゆっくり歩いていた。 「 お嬢さん 」