「 やっぱり紫さんと・・・ 」


「 変な想像してんなよ? 」





眉間にシワを寄せると
あたしの頭を小突く。






「 だって・・・・ 」


「 包帯はアイツが持ってくるし
  仲間がよくやられるから
  俺がやってるだけ 」







弁解するように説明するけど
あたしには分からないことだらけで
彼が一体何者なのかは分からないけど






・・・・仲間、いるんだ。